自省録
皆さんどうもCoraZon03です。本日のおすすめ参考文献マルクスアウレリウスの『自省録』は、自分と向き合い成長するための教えの古典的名著です!頑張り方がわからない、何から手をつけて良いかわからない、自分が何者かわからない、そのような悩みがあるなら一度読んでみて下さい⭐︎
私の読んだ感想です↓
マルクスアウレリウスの『自省録』は、ローマ帝国の皇帝であった彼が自分自身と向き合い、日々の生活の中で学んだことや考えたことを綴った著作である。私はこの本を読んで、マルクスアウレリウスの深い洞察力や哲学的思考に感銘を受けた。
まず、本書には人生についての考え方が示されている。マルクスアウレリウスは、人生は短く、限られた時間の中でできる限りのことをするべきだと説いている。また、現在に集中することや、物事に過度に執着しないことが大切であるとも述べている。これらの考え方は、現代でも有効であり、自分自身の人生観を深めることができた。
また、マルクスアウレリウスは自己観察をすることを強く勧めている。自分自身の思考や行動を客観的に観察し、改善することができるようにすることが、自己成長につながるとしている。この考え方は、自己啓発書や心理学の分野でもよく取り上げられているが、マルクスアウレリウスの言葉は、その原点にあたるものである。
さらに、本書には、禅の思想にも通じる、現在に集中することが大切だという考え方が示されている。過去や未来にとらわれず、今ここにあるものに注意を払い、その中で全力で生きることが人生において大切だと考えている。これは、現代社会においても忘れてはならない大切な考え方であり、私自身もこのような思考を持ち続けたいと思った。
ただし、一方で、マルクスアウレリウスが信奉しているストア派の哲学には、世界観に対して消極的な考え方があるという点がある。彼らは、物事を自分でコントロールできないという考え方を持っており、ある種の無力感を与えることもある。
本書は、紀元2世紀のローマ帝国の時代背景を反映しているため、言葉や表現が古風であることがある。また、哲学書であるため、深い思考や洞察力が求められる部分があるため、読み手によっては理解しづらい場面もあるかもしれない。しかし、本書には、現代にも通じる普遍的な人生哲学が含まれており、自己啓発や哲学に興味のある人には、ぜひ一読してほしい。
本書のおすすめポイントとしては、人生に対する深い洞察力があることや、現在に集中することが大切だというメッセージ、ストア派哲学の考え方が詳しく書かれていること、成功や幸福を追求することよりも、自己啓発や人生哲学を追求することが重要であり
本書の中で、マルクス・アウレリウスは、人生には苦しみや困難がつきものであることを認め、それを受け入れ、克服することが人生において重要であると述べている。また、人生の目的は自己完結的なものではなく、社会とのつながりや、大局的な視点を持ち合わせた上で、自己を高めることが大切であるとしている。さらに、死や苦しみを受け入れることが、真の自由や幸福につながると考えており、ストア派哲学の根幹にある「禁欲的で自己抑制的な生き方」を強調している。
本書には、自己啓発書にありがちな「成功するための秘訣」や「ハッピーに生きるためのレシピ」が書かれていない点も特筆すべきである。成功や幸福を目指すことよりも、自己啓発や人生哲学を追求することが重要であるというメッセージが込められている。
本書は幸せとの向き合い方、人生の本質が学べる名著となっております。まだお読みでない方は是非とも一度お読みください。最後までお読みいただきありがとうございます。明日やろうは昨日やろうと言うぐらい馬鹿やろうです。今日も明日も頑張って下さいまた次の記事でお会いしましょうCoraZon03でした。
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